要らない部分は大胆に捨てる!教授に好印象を与えるレポートの秘訣

レポート課題を書き上げる際、気づくと文章が長くなってしまい、制限された文字数のなかに内容が収まらなかった経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

長すぎる文章は読み手に負担をかけるため、削っても意味が通じる部分は大胆に削り、不要な部分を減らしてわかりやすい文章を作るのが最適です。

 

この記事では、レポートを書くうえで要らない表現を捨てて、簡潔な文章を書く秘訣をまとめています。

 

文章を簡潔にするだけで、これまで以上に教授の印象に残るレポートが作成できるため参考にしてください。

 

読み手への気遣いに見せかけた無駄な言葉や表現は捨てよう

 

レポートなどの実用文では結論を簡潔に伝える文章が適切なため、無駄な言葉や表現の使用を控えましょう。

 

詳細な内容を伝えようとして文字数が増えてしまうと文章が長くなり、書き手の伝えたい内容がわかりづらくなります。

 

情報量の多い文章例は、以下のとおりです。

 

(例文)その新しい研究室には、所属する研究員の研究環境を考慮して最新の実験器具を用意するなどといった配慮がなされています。

 

上記の文章は研究室の様子が詳細に描写されていますが、回りくどい表現が多いため伝えたい部分がぼやけています。

 

不要な部分を削って簡潔にした文章例は、以下のとおりです。

 

(改善例)新しい研究室には、研究環境を整えるために最新の実験器具を用意しています。

 

改善例は、伝えたい情報をひとつに絞ることによって、読み手が簡単に理解できる構成になっています。

 

レポートのように字数制限がある文章を書くときは回りくどい表現を避け、少ない文字数で過不足なく情報を伝えることが最適です。

 

繰り返しの表現に要注意!同じ意味が並んでしまう重ね言葉は使わない

 

同じ意味の言葉を連続して使用した表現は重ね言葉と呼ばれ、文章を書く際に避けるのが最適です。

 

文章のなかに重ね言葉があると読み手の違和感を誘い、知識不足で幼稚な文章と判断されてしまいます。

 

重ね言葉を使用した例は、以下のとおりです。

 

1.頭痛が痛い

2.後の後継者

3.連日暑い日が続く

4.射程距離が長い

 

1や2のように同じ漢字が続いている場合は意味が被っていることに気づきやすいですが、射程と距離のように言葉の意味がわからないと回避できない表現もあります。

 

気づかない間に重ね言葉を使用しないためにも、レポートを書く際には言葉の意味を確認するのが最適です。

 

教授に好印象を与えるレポートの書き方をテーマに、注意するべき余分な表現と重ね言葉について解説しました。

 

必要のない部分は捨てて、伝えたい情報を簡潔にまとめたレポートを作成しましょう。